しみ抜き加工Stain
『しみ』と『汚れ』の違い
通常のクリーニング工程で落とせるのが『汚れ』と言います。通常のクリーニング工程で落ち切れなかった汚れが『しみ』で、そのしみを取り去る加工を『しみ抜き加工』と言います。汚れとしみを同じものだと認識されておられる方が非常に多いのが現状です。汚れの範囲の大小が『汚れ』と『しみ』の違いではありません。
しみがついた場合どうしたらよいか
ご自分で何もされないですぐにクリーニング屋へお持ちください
タオルで水分を吸い取る位はかまいませんが、水につけてこすったりとか、洗剤や漂白剤をつけたりとか、高温で乾かしたりとかお客様ご自身でしみ抜きの知識がないのに処理され、その後クリーニング店にお出しになられてもしみが抜けない恐れが非常に高いです。
(1) こすらない
(2) 水につけない
(3) 高温で乾かさない
(4) 洗剤をつけない
(5) 飲食店のおしぼりで絶対に拭かない
この5点は必ずお守りください。特に5番目の「おしぼりで拭く」と言う行為は絶対にしないでください。おしぼりの漂白成分で特に濃色のお召し物はそれだけで白く脱色してしまいます。しみの水分を乾いたタオルやハンカチで押さえて吸い取って、そのままクリーニング屋にお出しください。その方がより良い結果につながると思われます。
しみ抜き加工の種類
汚点処理 食べこぼしやインク泥はねなどのスポットで付いた汚点を除去する加工です
カビ取り カビ部分を下処理で除去する加工です
部分漂白 移染や黄変、広範囲・多数のしみを除去する場合の下処理です
全体漂白 衣服全体の黄変やしみ、移染を除去する加工です
部分強洗浄 ワイシャツの襟・袖周り、コートの襟・裾・袖口やポケット周りなど汚れの強い部分を別途除去する加工です
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