丸山クリーニング

よくあるご質問FAQ

丸山クリーニングは他店と何が違うの?
小さなお店ならではの品物一点一点にかける『手間』と『技術』と『営業力』の違いだと思います。
 他店の批判はしたくありませんが、他店の仕事でご納得されず、着用しないまま当店にお持ち頂いたお客様が最近非常に多いです。お客様からのお声で多いのが、「こちらが伝えた事をちゃんと理解しておらずきちんとした受け答えをしてくれない」、「仕上げがしわだらけでひどすぎる」、「汚れが残ったまま返された」と言うような事が非常に多いです。
 当店は小さなお店です。お客様からお預かりした品物はスタッフ全員の目を通りますので、お客様からお伺いした事はスタッフ全員が理解しております。またこちらからお客様にお伝えしなければいけない事もスタッフ全員が理解しているため、漏れなくお客様にお伝え出来ます。この業務体制だと「伝えたことをちゃんと理解してくれなかった」にはなりません。
 また当店は手間と技術を掛けて洗いと仕上げをしていますので、洗いや仕上げにご納得されないお客様はほとんどいらっしゃいません。と言いますのは、集配担当者が集荷時点で仕上げ方法や汚れ・シミの個所などを密にお話しさせて頂きますし、お届けの際はお客様に手渡しでお品をお返し致しますので、その時点でお客様がご納得されない場合はご納得されない理由をお聞きし、洗い直しや仕上げ直しをさせて頂いているからです。
 お客様にきちんとご説明差し上げることを気をつけると共にクリーニング知識やアパレル知識に長けた集配・営業スタッフの『営業力』がお客さまに安心して頂き、信頼を頂けているものだと自負しております。
 ここ近年宅配便を使った『宅配便クリーニング業者』なる店も現れてきております。どの宅配便クリーニング業者もシステムは同じで、全国に支店を持つ運送会社がお客様のご自宅のいちばん近い営業所からクリーニング知識の全くないトラック運転手が集荷・集配にお伺いすると聞いています。お客様とのやり取りは遠く離れたクリーニング工場の担当者との電話やメールやFAXだけなのでクリーニング工場とトラック運転手とお客様との間で集配ミスや連絡ミスなどのトラブルが非常に多く意思疎通が出来ていないとも聞いております。
 また大手クリーニングチェーン店では取次店でクリーニング知識、工程の知らないパートの方が品物を受け取り、お預かりした品物はすべて工場に集め加工し、取次店に戻す工程と聞いています。どちらの店にしてもお客様の言葉の一言一句がきちんと全てのスタッフまで伝わる事は難しいと思います。それには全ての工程に携わるスタッフが全ての品物の事を漏れなく確認・認知できる仕事場でなければいけません。お客様と直接向き合うのがクリーニング知識のない宅配業者の方やパートの受付の方ではとても『営業力』が高いとは言えません。
 当店は大手チェーン店のように「1時間仕上げ」などの超スピード仕上げは出来ませんし、集配範囲も限られます。また全ての工程を手作業で行うため大手チェーン店に比べ単価が高いのも事実です。私どもは『クリーニング屋の本質が一番大事な事』だと思っております。クリーニング屋の本質とは「お客様からお預かりした品物を綺麗にしてお返しする事」だと思います。『検品に掛ける手間』、『洗いに掛ける手間』、『仕上げに掛ける手間』などクリーニング屋の仕事はすべて『手間』を掛けてする仕事だと思っています。オートメーションの機械で一辺倒で仕上げたり、検品を怠って傷や汚れが発見できなかったりなど、手間を省いてスピードを優先した仕事はクリーニング屋の本質に欠けていると思います。私どもは特別な事をしているわけではありません。「昔ならではのクリーニング屋」の気持ちを忘れないで仕事しているだけなのです。
 近年は「デジタル」な時代と言われておりますがクリーニング屋の本質・本分は「アナログ」だと私どもは考えます。この「アナログ」な感覚を大事にする事が当店の使命であり、個人経営店のクリーニング店ならではの『強み』であると思っております。
洗濯タグを見ると全部×なんですがクリーニングしてもらえますか?
出来る品物と出来ない品物がございます
 難しい質問で答え方が難しいですが、海外ブランド・国内一流ブランドでデザインを重視するあまり無茶苦茶な素材の組み合わせで洋服を作る事が多々あります。例えばウールのニットに白の綿の襟がついたブラウスや、白の綿のブラウスに黒や茶色の合皮や本革のラインが入っているなど、正直、お召しになられた後のクリーニングの事など微塵も考えていない組み合わせで作られている服が多々あります。
 当店も素材確認の為に当該のブランドメーカーなどに問い合わせをかけるのですが、信じられないような返答を返すブランドも少なくありません。「え?クリーニングされるのですか?」とかもっとあからさまに「そのお品はクリーニングする事を考えて作られておりません」というブランドもあります。私どもはそういう言葉を返されると「じゃあこのお品は着古したら捨てるしかないですね?」と聞く事が良くあります。
 まずはお買い求める前に洗濯タグと素材タグを確認されて洗濯表示が全て×なら店員に確認される事を強くお勧めします。
 またいい加減な表示の洗濯タグを付けている洋服も少なくありません。インポート物なら海外のタグだけついている事がほとんどなのですが、中には丁寧に色々な言語でタグをつけてくれてるブランドもあります。すべてのタグが同じ表示をされていたら何も問題はないのですが、中にはブランド元のタグと日本語で書かれているタグとで相違がある事もあります。そういう場合きちんと説明できるメーカーは非常に少ないです。それだけ責任を持って洗濯表示タグを付けているメーカーが少ないということです。言い換えればお客様が購入された後の事を考えて縫製しているメーカーが非常に少ないということです。
 私どもクリーニング屋からするといい加減な洗濯タグをつけられてる洋服を洗濯することは「船頭なしで大海原に船を漕ぎだす」ようなものです。よく目にするのが、綿のドレスシャツで水洗い×ドライクリーニングのみという表示です。こういう場合、洗濯表示通りにクリーニングしても汚れは落ち切れないのが現状です。と言うのはシャツの襟回り、袖回りの皮脂汚れや水溶性の汚れはドライクリーニングでは絶対に綺麗になりません。逆に黄ばみの原因になりかねません。
 お客様の目から見れば「汚れが残ってる」=「下手なクリーニング屋」だとお感じになられてると思います。ほぼ当たっていますが、クリーニング屋の観点からすると「いい加減な洗濯表示のために本来汚れが落ちる洗濯方法が出来ない」と言うのもあるのです。いい加減な洗濯タグをつけるメーカーにも非はあります。
 ただクリーニング屋の方にも「繊維の知識の欠如」「クリーニング技術の欠如」「お客様にきちんと説明する営業力の欠如」など非はあるのです。繊維の知識さえあればいい加減な洗濯タグをつけられててもクリーニングできますし、卓越したクリーニングの技術がなければ洗濯タグに反した洗い方は出来ません。またそういう事をお客様にきちんと説明しご納得いただけるよう話が出来る営業力も必ず必要です。知識と技術と営業力が不足しているから起こりうるトラブルは非常に多いと言えます。
 当店では繊維の特性を理解し、お客様のご理解とご了承をいただいた上、すべてを説明させて頂いてからクリーニングさせて頂いております。
クリーニング屋さんはどんな汚れ・シミでも落とせるの?
出来る限り落とす努力をしますが落ちないシミもあります
 クリーニング屋の本分は、「お客様から預かったお召し物を傷つけることなく綺麗にしてお返しする」と言う事が大前提です。シミを抜くために生地の色まで脱色させていたら意味がありません。となると、どんな汚れ・シミでも落とせるわけではありません。すごく時間の経過したシミや汚れは繊維自体を染色してる恐れもありますし、お茶や血液などは生地を染めやすいので短時間でも落とせないこともあります。
 シミ・汚れが付いた場合は出来るだけ早くクリーニング屋さんにお出し頂けたら、シミも汚れも落とせる可能性が非常に上がります。
 当店では落とせないシミはきちんとお客様に「このシミを落とす事は出来ません」とお伝えいたします。『どんなシミでも落とせるクリーニング屋』は存在しません。シミと素材と生地の色の3つは相互関係で相性の良い組み合わせだとシミは落とせます。逆に相性の悪い組み合わせだとそのシミは完全には落とせないという事です。
衣類の寿命があると聞きました。詳しく教えてください。
洋服の寿命(経年劣化)には色々な種類があります
 衣類は生き物です。当然寿命もあります。ただ昨日までお召し頂けてて、今日突然着れなくなると言うような『寿命』ではありません。衣類の寿命は『劣化』とも言い、時間の経過で必ず起こりうるものです。止める事は出来ません。着ているうちに繊維がほつれたり、色が褪せてきたり、色が変色したりは全て『劣化』です。カーペットや絨毯なども毛を止めている接着剤が粉状になって浮き上がってくるのも『劣化』です。
 我々クリーニング屋は寿命を延ばすことは出来ませんが、劣化を遅くさせることは出来ます。ウール製品やカシミヤなど最近ではご自宅で洗濯できる洗剤もありますが、100%縮まないわけではありません。動物性繊維の家庭洗いは著しく衣類の劣化を早める結果となります。大切なお召し物はご家庭で洗わずクリーニング屋を利用される事をお勧めします。
料金表を見ると値段が一定ですが「デラックスコース」などは無いのですか?
当店は他店で行われているようなコース分けはしていません。
 当店ではコース分けで値段を変えるような事は致しません。お客様のお品を一点一点見極め、素材、色、汚れ具合、に合った洗い方をさせて頂き仕上げに関しましても、お客様のお好み(ご指示)通りに仕上げさせて頂く、いわば「オーダーメイドクリーニング」をさせて頂いております。
 「スタンダード」や「デラックス」や「ゴージャス」などのコースをクリーニング屋で決めて、それをお客様に提示するものではないと思っております。お客様からお預りさせて頂く品物に差別は付けられませんし、全ての品物にその品物に合った最良の洗い方、仕上げ方がございます。全てのお品に愛情を持って加工させて頂き、仕上げも包装も検品も全て「人の手」が入った仕事をさせて頂いていると自負しております。ですから、一応基本のお値段表は掲載しておりますが、素材や縫製方法、洋服の形状などによってお値段が変わります。
 手間のかかる素材・縫製方法・形状、細かく言えばボタンの素材・スパンコールの素材など多岐にわたりチェックし、手間の掛かり具合でお値段が左右すると思って頂いて結構です。

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下記よりお気軽にお問い合わせください。

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