丸山クリーニング

ドライクリーニングDry Cleaning

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ドライクリーニング(英語: dry cleaning)とは、乾燥洗濯(かんそうせんたく)の意味で、洗剤を溶かした水を一切使うことなく工業ガソリンなどの有機溶剤を使ってクリーニングすることをいいます。

ドライクリーニングの歴史は大まかに1800年代に始まり、現在の石油系溶剤のドライクリーニングは1855年ごろ、フランス人の染色業者ジャン・ジョリ(Jean-Baptiste Jolly)が、こぼしたランプの油(カンフェン)がテーブルクロスの模様を消すことを偶然発見したことが始まりとされています。

ドライクリーニングにおける注意点

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ドライクリーニングでは、物によっては色落ちしたり、ボタンなどの合成樹脂部分が溶けてしまったりすることがあります。ドライクリーニングの適否はそれぞれの製品に明記されていますので、この表示に従う必要があります。

また、ドライクリーニングは有機溶媒を用いておりますので、十分乾燥していない場合は肌の敏感な人では化学やけどをする場合がございます。しかしながら、有機溶媒は水よりもはるかに乾きやすいため、普通に乾燥を行えば洗濯後に有機溶媒が残ることはまずありません。とはいえ、まれにクリーニング後にかけられているビニールを取らないでおくなどのある一定の条件下において、わずかに残留した有機溶媒が服を傷めることがありますので、ビニール袋は外しておしまいになられるほうが良いでしょう。

ドライクリーニングの特性

油脂は水に溶けにくく、通常の水を使った洗濯では落とすことが難しいです。そこで水の代わりにあぶらを良く溶かす有機溶剤を用いて洗濯する方法がドライクリーニングです。ドライクリーニングではオイルの染みや口紅など、普通の洗濯では落ちにくい油脂系汚れもよく落とすことができます。

またドライクリーニングではウールなどでできた衣料品でも、縮みや型くずれがしにくいという特徴があります。これらの繊維は水によって膨潤したりまたは繊維の表面が変性したりしてしまいますが、有機溶剤ではこのような変化が生じることはございません。

一方、ドライクリーニングでは水溶性の汚れ(汗、食べ物のはねなど)は普通の洗濯に比べ落ちにくいです。このためドライクリーニングだけの処理を行っていると、水溶性汚れが蓄積されるため、衣料が黄ばんでくることがございます。

また、ドライクリーニングで用いる有機溶媒は非常に溶解性が強いため、合成色素なども溶かすことができます。したがって、品物によっては色が落ちたりボタンが溶けたりすることがございます。近年多用されている複合素材の中にもドライクリーニングが適さないものもございます。このため、全ての衣料品にはドライクリーニングができるかどうかが絵表示されています。

※文面はWikipediaより転記させていただきました

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